02防滑施工

NON-SLIP/CONSTRUCTION

玄関周りや温泉施設、介護施設などで活躍の防滑施工。これから滑り止め対策を検討される企業や個人の方に最適なプランをご提案します!

滑止イメージ

アクアグリップによる防滑施工は安全性と費用対効果に優れた滑り止め対策です

アクアグリップによる防滑施工はペデストリアンデッキやエントランスホール、校舎、ロビーなど一般に広く利用されている石材タイルのほか、各種御影石、伊豆若草石、十和田石、セラミックタイルタイル、各種大理石、テラゾータイル、各割り肌石材磁器タイル、ホーローが施工対象床材です。アクアグリップによる防滑施工は費用対効果と安全性が高い、これから滑り止め対策を検討される企業や個人の方に最適な滑り止め対策なのです。

アクアグリップで防滑施工を行っても外観は施工前とほとんど変わりません

  • 防滑施工例画像
  • 左の写真は当社がお客様に滑り止め効果をご実感いただくために持っているタイルです。左がアクアグリップを塗布する前、右が塗布後になります。乾燥した状態では施工前と施工後のタイル面にはほとんど触った感じや外観に違いがないことがわかりますでしょうか。

    しかし、水でぬらすと右のアクアグリップ塗布後の面は塗布前の面に比べて明らかに滑らなくなります。このタイルを指で触ったり、実際に踏み比べたお客様は「見た目が変わらないのに」「不思議」と一様に驚かれます。このようにアクアグリップによる防滑施工では施工後に外観が変わりにくいのです。

防滑施工前と施工後で外観の違いがなくても防滑効果は非常に高いのです

  • 湿濁状態でのアクアグリップによる防滑施工前後のCSRの比較グラフ
  • 平成24年7月31日のバリアフリー法の項目追加により床の滑りやすさを表す単位としてC.S.R(CSR)が用いられることとなり、JIS規格による測定を行うことが法に明記されました。

    更に法律では、「下足歩行部分でCSRは0.4以上」であることと表記されています。つまり、CSR0.4未満の床は「滑りやすい」という判断ができるようになったのです。では、アクアグリップによる防滑施工はどの程度の効果があるのでしょうか。平成23年7月13日に行った試験結果をご覧ください。
湿潤状態で滑りやすさが大幅に改善
乾燥状態では滑りにくい供試品も湿潤状態では基準(CSR0.4)を下回る「滑りやすい」床材です。しかし、アクアグリップで防滑施工すると、そのCSRは大きく改善し、湿潤状態と乾燥状態でほとんど変わらない「滑りにくい」床材になったことがお分かりになると思います。アクアグリップによる防滑施工は施工した床材の外観にほとんど変化を起こさない上、防滑効果も非常に高い滑り止め工法であると言えます。
試験の状態 防滑改修前
すべり抵抗
平均値(範囲)
防滑改修後
すべり抵抗
平均値(範囲)
供試品
NO
防滑改修前
すべり抵抗
平均値(範囲)
防滑改修後
すべり抵抗
平均値(範囲)
試験の状態
湿潤状態 0.36
(0.35~0.38)
0.71
(0.70~0.74)
1 0.62
(0.61~0.65)
0.70
(0.69~0.72)
乾燥状態
0.37
(0.36~0.38)
0.70
(0.68~0.72)
2 0.62
(0.61~0.64)
0.71
(0.68~0.73)
0.38
(0.37~0.39)
0.72
(0.71~0.73)
3 0.64
(0.64~0.65)
0.70
(0.69~0.71)

[試験日]平成23年7月31日[試験場所]協同組合防滑業振興協会 関東試験室[試験規格]ONO-PPSM
[試験条件]室温26℃ 湿度56%[供試品]磁器質施釉床タイル330×330×8mm

試験の状態:湿潤状態
供試品
NO
防滑改修前
すべり抵抗
平均値(範囲)
防滑改修後
すべり抵抗
平均値(範囲)
1 0.36
(0.35~0.38)
0.71
(0.70~0.74)
2 0.37
(0.36~0.38)
0.70
(0.68~0.72)
3 0.38
(0.37~0.39)
0.72
(0.71~0.73)
試験の状態:乾燥状態
供試品
NO
防滑改修前
すべり抵抗
平均値(範囲)
防滑改修後
すべり抵抗
平均値(範囲)
1 0.62
(0.61~0.65)
0.70
(0.69~0.72)
2 0.62
(0.61~0.64)
0.71
(0.68~0.73)
3 0.64
(0.64~0.65)
0.70
(0.69~0.71)

[試験日]平成23年7月31日
[試験場所]協同組合防滑業振興協会 関東試験室
[試験規格]ONO-PPSM
[試験条件]室温26℃ 湿度56%
[供試品]磁器質施釉床タイル
 330×330×8mm

アクアグリップは安全性が高く、環境負荷が少ないのも特徴です

アクアグリップは従来の防滑(滑り止め)工事に比べ、希釈型溶剤から無希釈型溶剤に、塩酸等の強酸成分を有機・無機混合酸にそれぞれ変えた新規性が認められ、国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)に登録されています(NETIS番号KT-130097-A)また、MSDS(Material Safety Data Sheet: 化学物質等製品安全データシート、平成24年度にSDS: Safety Data Sheet : 安全データシートに名称統一)に収載、平成23年4月4日発行の計量証明書において公共下水道への排水基準を満たすと証明されています(つまり、そのまま下水道などに排水しても環境への影響がほとんどないということです)。
*参考: 経済産業省 化管法SDS制度

アクアグリップによる防滑施工は費用面でも優れた特徴を持っています

従来、石材タイル面に防滑(滑り止め)施工を行うためには現在敷設されているタイルを全て防滑タイルに変える必要がありました。しかし、アクアグリップによる防滑施工方法では現在敷設されている石材タイルに滑り止め加工を施すものです。当然のことながら、タイルを全て防滑タイルに張り替える工事に比べて費用や施工時間などは大幅に短縮されますし、環境負荷は格段に低くなります。防滑タイルに総張り替えとアクアグリップによる防滑施工の比較の詳細は「アクアグリップ施工と玄関タイル張替え施工の違い」を参考にしてください。
費用につきましては「アクアグリップによる防滑施工の基本料金表」に記載しましたのでご確認ください。

防滑施工前と施工後で外観の違いがなくても防滑効果は非常に高いのです

  • AQUAGrip!・防滑業振興協会ロゴ
  • アクアグリップは防滑業振興協会(国土交通省認可 国関整建一産 第434号)が標準使用しており、この協会の組合員でなければ使用することができません。つまり、私たち組合員の防滑施工に対して防滑業振興協会という第三者の機関が施工品質を厳しくチェックし、無責任な工事とならない仕組みになっているのです。さらにご希望される場合には防滑業振興協会で、その質を検査、確認することで「防滑工事品質保証書」を発行することも可能です。

    こうした防滑施工の品質を維持・管理する取り組みにより、アクアグリップによる防滑施工は防滑業振興協会の防滑施工実績にも示した通り、東京都内の公共工事などで数多く採用され、多数の施工実績を持っているのです。

費用対効果と安全性を両立しながらも柔軟な施工が可能です

アクアグリップで防滑施工を行うと非常に小回りの利く施工が可能です。アクアグリップの施工手順については「防滑で柔軟な施工プランを立てられます」をご確認ください。例えば、店舗で営業時間中に入口の導線を妨げないように施工範囲を左右に分けて行う、あるいは病院で午前診療と午後診療の間の時間帯に施工することが可能です。それも、専用の洗剤で洗い、専用の溶剤を塗布するだけのコンパクトな施工だから可能になるのです。
  • 施工中でも通行できます!
  • 標準的な工事は2~4時間で終了、
    施工当日のうちに開放することができます!
  • 営業中の店舗の前での施工もできます!
    (プールや浴室内は除く)
  • 施工中の音や振動、においなどの
    クレームは今までありません!

費用対効果と安全性を両立しながらも柔軟な施工が可能です

玄関や浴室、エントランスなどに敷設されている石材タイルの滑りにつてはお気軽にクリエスにご相談ください。より確かに滑り止め効果をご実感いただけるデモ施工を無料で行っています。デモ施工は、実際の施工の前に現場で通行に支障が出ない30cm角程度の場所を選んで、そこに本施工と同じ滑り止め施工を行うものです。実際にご体感いただくことで滑り止め効果がより実感できますので、ご利用ください。
デモ施工のご依頼やご不明点などはお気軽にお問い合わせフォーム、またはお電話(0587-96-8205 月~金 祝日を除く 9:00~18:00)にてお問い合わせください。
  • [参考動画①]

  • [参考動画②]